本町4丁目

実績紹介

お茶の小酒井園

城下町高田に残る貴重な日本茶の専門店。糸魚川出身の初代当主は、ニコニコヤ洋装店で商売を学んだが、独立する時、なぜか「お茶屋」の道を選んだ。二代目の現在のご主人は、東京の大店で修業。そこで出会った産地の問屋さんとのつき合いが今も続き、小酒井園独自の現在の日本茶の味につながっている。急須で入れた、おいしい日本茶の味を是非味わってほしい。

渡部鮮魚店

高田本町に生まれ育った初代当主は、大阪の造船会社に就職したが、その後、知人の紹介で北海道に渡り、たまたまついた職業が、塩干物を扱う仕事でした。雪深い内陸の高田でも、昔から、魚貝の塩干物は、冬の貴重な蛋白源でした。

ふる里へ帰ってきた先代は、当時、地元の魚屋が、それぞれの味を出して造っていた「鱈子の糀漬」の旨さに驚き、研究を重ねて、現在の渡部鮮魚店の「鱈子の糀漬」の味を生み出しました。

高田発祥の「鱈子の糀漬」は、現在、常時販売しているのは、渡部鮮魚店のみです。

肉の米久

いつ通っても、店内からお客さんと店主との明るい会話が聞こえてきます。最近は、大女将の手づくりの地場野菜を手にとり、選んでいるお客さんの姿も見られます。正に、親しみの持てる、わが町のお肉屋さん。

お惣菜の揚げものも、必ず注文を受けてから揚げてくれます。揚げたてのコロッケの味は最高!食べ歩きしながらのまち巡りに最適‼

新しい絵看板からも、若旦那の気迫が感じられます。

八十二長野銀行

開設時は、成資(せいし)銀行であったが、大正9年の合併により、六十三銀行となり、昭和6年に再び合併して、第十九銀行となる。二行の銀行の社名の数字を足して、現在の八十二銀行となる。本店は長野にある、現在、本・支店数合わせて、国内142店舗、海外2店舗となる。

時代の変遷と共に銀行の仕事も変わってきたが、「お客様のりお役に立つ活動をすること」をモットーに、まちの為に、様々な業務をこなしておられます。

春陽館書店

創業当時は小間物屋さん。衣類全般からふとんまで、幅広い商品を扱っておられたそうです。その後、新刊書店となり、現在は数少なくなった地元の本屋さんとして大切な存在です。特に「郷土書なら春陽館」で名が通ってるように、上杉謙信公関連をはじめとして、郷土書の品揃えは豊富です。
また、春は教科書販売で毎年大変お忙しいそうです。

春陽館の絵看板は、唯一絵の無い字だけのものですが、台行燈式の堂々とした看板です。
昔の業態を「萬小間物」、現在の特徴を「地本」「教科本」として表しています。

お店に立ち寄ると時々お目にかかれるのは春陽館の名物看板娘さん。とても90歳を越えられているとは思えない(昭和2年生まれ)春陽館の大女将です。本棚を背に、その風景の中に溶け込んで静かに佇んでいらっしゃるお姿には、凛とした不思議な光を感じます。老舗女将の風格でしょうか。いつまでもお元気でお店にいらしていただきたいですね。

アリサカ理容室

アリサカ理容室は江戸時代は脇本陣として上級武士をもてなす大切な宿でした。ところが、明治に入って材木屋、大正時代は銭湯、昭和に入って理容業と、時代の移り変わりに合わせて業態を変えて店を守り、家督を繋いでこられました。

アリサカ理容室の看板は大変ユニークな看板です。この看板の絵は「うつぼのおばけ」です。「うつぼ」は矢を入れて腰につける太い筒状の容器です。看板には「うつぼ」を顔と頭の部分で表現し、弓矢をかついで片手には手拭をひょいと肩にかけて持ち、ひょうきんな顔をして走っています。なんとも不思議な絵です。

お江戸の頃の絵看板には、とんちの効いたもの、謎解きのような面白い看板もありました。これは正に「とんち物の絵看板」の一つです。江戸時代、銭湯の入り口には弓矢が立て掛けてあったり、弓矢をデザインしたシンプルな看板を付けていました。“弓矢”が“湯屋”を表していることを町衆はみんな知っていました。

看板製作者の鈴木さんは、これを見事にアレンジしインパクトのある絵看板に仕上げてくれました。

アリサカ理容室のお宝はかなり古いと思われる黒光りした恵比須・大黒様の置物です。一斗枡の中に鎮座しておられます。風格のある古い枡にも、何かいわれがありそうです。

片桐呉服店

片桐家は、榊原藩政以前から武家の家来を継ぐ三百年の歴史ある旧家です。

いつ頃呉服店を始められたのかははっきり分かりませんが、明治36年発行の「高田商人勉強取組表」に前頭として片桐呉服店が記載されていますので、それよりかなり早い時期の創業と考えられます。

呉服を中心に衣料品全般に多くの商品を扱われていましたが、時代に合わせて、角巻、トンビ、マント、ママコートなど防寒着の品揃えに重点を置いて、ご商売をされていた時期があったそうです。

店内には当時宣伝用に使われた「流行・新形 外套女コート販賣」と書かれた看板が残っています。

絵看板にも、各巻を羽織った女性とトンビを着た男性が向き合っている姿が描かれています。
畳敷きのコーナーには、桐箪笥が並び、座売りされていた当時の賑わいの風景が偲ばれます。

美しいきものくろかわ

時代と共に業種業態が変化してきたお店が多い中、くろかわさんは創業時から呉服専門店でした。戦前の庶民の着物は木綿が主流でしたが、戦後誰でも絹の着物を着るようになりました。ウィンドウに飾った着物はどんな高価なものでもどんどん売れていった良い時代もあったそうです。くろかわさんが扱ってこられて着物は、京物ではなくどちらかというとちょっと粋な江戸柄のものが主流だったそうです。黒川さんの趣味はブログ。フットワークも軽く、本町商店街の大切な情報伝達人です。「くろかわ理事長ぶらぶらブログ」をぜひご覧ください。

今の時代を切り取る敏感な目を持っていらっしゃる黒川さん、直江兼続の「愛のカブト」をきっかけに次々と「ご当地タオル」を商品化され店前で販売されています。まち歩きの途中に出会える楽しい「ご当地タオル」、気楽に手の出るお値段もうれしい!

藤作 古登

本店「松風園 藤作」は、明治時代から続く港町・直江津の由緒のある料亭です。3年前に改築され、昔の風格を残しながらもお洒落な和モダンなお食事処に生まれ変わりました。

高田本町商店街には、和ダイニング 藤作が13年前、藤作 別館は7年前に出店されました。

手を抜かない、見た目も味もお値段もおいしい「藤作」のランチは、女性に大人気。今でも予約を入れないとなかなか席が取れないくらいです。

「藤作 別館」のウィンドウには、魚の鱗を美しいアート作品に仕上げた作品が飾られています。昨年は「城下町高田花ロード」で受賞され評判になりました。今年の作品も「いいねマーク」がたくさん付いていたようです。
商店街になくてはならない大切な食のお店となっています。

ニコニコヤ

創業当時は、小間物の小売り、卸業を営み、近郷近在広い範囲にお得意さんがありました。

扱っていた商品も幅広く、絵看板のデザインになっている巾着袋などの袋物をはじめとした布小物、糸や筆、それに雛人形なども販売していました。絵看板のデザインになっている巾着袋には金彩の繊細なタッチで五人囃子が描かれてます。

城下町高田花ロードで店主のアート作品がグランプリを何度も受賞されているだけあって、ご主人はセンスがよく、しっとりと落ち着いた雰囲気のあるお店です。